初フルマラソン⑥

いろんな方のブログを拝見してると何かと、
感心することしきりですが、その中の一つが、大会前のカーボインで山のような食事を平らげて、ホントはもっと食べれたんだけどね、なんていえる人です。

 

私はとても真似どころか、まず結構小食です。しかしおやつタイムが多くてぽっちゃり体形です。糖質制限ダイエットしながらスッーと始めます。

 

初フルマラソン

前回からのつづき

16キロ付近の給食があるはずのエイドにいったら、給食がほとんどなくて、ホントがっくりきたよぉ、からのつづき


落ち込みながら、復路のトンネルに向かう、さっき通ったばっかりなんだけど、気が重い。約2㎞の間に20mのアップダウンがある。売り切れている体力にトドメを差しそうだ。

トンネルを抜けると、日が差してくる。

 

海岸線をてこてこと、走って(歩く?)いく、車で通ると気付かなかったが、意外なほどアップダウンがあった。アップダウンは、トンネルの中だけと思っていたからダメージがデカい。

 

頭は朦朧としているが、制限時間とどう戦うか、それだけをひたすら考えていた。
歩くにしても、普通に歩けば、後ろから迫ってくる制限時間告知ランナーに追いつかれる。そのため歩くスピードも早歩きより速いペースを意識して、歩く歩く、ひたすら逃げる。

 

抜かれれば最後、抜き返す気力も体力もないことは自分が一番よくわかってる。
その時点で次の関門での時間制限オーバーで強制終了、強制収容バスに連行されてしまう。(BGM 蛍の光

 

藁にも縋る思いで、何とかペーサーになりそうな人を見つけて、追いかけては千切られを繰り返して、ふらふらになりながらひたすら追いかける。

 

その甲斐あって15km→20kmの5kmラップは50分18秒、20km→25kmの5kmラップは49分57秒、前回の10km→15kmの5kmラップの48分33秒、
と合わせて、なぞの?安定の仕方で、各関門をおそらく残り15分程度のマージンでくぐり抜けてきたわけだ。

 

結果からいうとここで、心が折れて、この間の5キロラップが1時間を超えるようであれば、そこでジエンド、試合終了ということだったろう。

 

みなさんはキロ10分の世界を想像したことがあるだろうか?
jogでは逆に出せない数字であり(いくらゆっくりでもキロ7、8分程度)、普通歩くとキロ15分から20分近くかかる。早歩きはキロ12分前後であるため、キロ10分の早歩きは、結構な早歩きであるのため、意外なほど難易度は高い。

 

ここでみんな思っただろう、だったら普通にjogするのが一番楽なんじゃね、と・・・

 

jogができないからの苦肉の策の超早歩きであり、jogができない理由の大半が、脚が痛くてたまらねぇ!に尽きる。キロ10分の超早歩きにしても、ダメージは甚大で脚を着地するたびに痛みという名の衝撃が、当時推定44歳のおっさんに襲い掛かる。おっさんは常時涙目であり、「痛てぇ、痛てぇ」を連呼していたのであった。

 

当然、どうしたら痛みを軽減できるのかをフォームを少しずつ変えながら、さぐりをいれたが、これ以上の痛みの軽減は不可能であった。


今回はドキュメンタリータッチで突っ込みが通常より少ないバージョンでお送りしておりますが、皆さんの心の叫びは、よーくわかります。

 

「そうならねぇように、しっかり練習しとくんだよっ!」と

 

日曜夜8時 大河ドラマ 「制限時間告知ランナーがくる!」 最終回が近づいてます。 つづく

 

 

本日のエクササイズ

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日中ラン dry condition
up-jog & jog-high & down-jog 21.56km
シューズ:Nike legeng react2 685km